不動産の相続と売却のお話
2018/03/08
ココロホーム株式会社 坂元です。
今日はひょんなことから出会ったお客様T様とのお話です。
少し前のあるお昼時、中学校の頃からの友人の両親が営んでいる
うどん屋さんにお昼ご飯を食べに行った時のことです。
近くの席に座っていた男女二人のお客さんが、こちらをチラチラ
見ながら何か話している様子。
(ん?)
しばらくして男性の方が、
T様「お兄さん、スーツ姿やけど何してる人?」
坂元「不動産の仕事してます」
T様「マジで!」
坂元「マジです(笑)」
T様 「チョット話聞いてくれへん?」
そこから詳しく話を伺うとこんな話でした
T様のご両親が昨年末に立て続けにお亡くなりになりご両親の
住んでいたT様の実家をどうするかを悩んでいたところだったと。
T様「相続して売ってしまいたいんやけど、相続税で半分、
売却した金額からも半分くらい税金で持っていかれるよなぁ」
坂元「そうとも限りませんよ。」
T様「マジで!」
坂元「マジです(笑)」
今回のT様のケースの場合、相続の対象が兄弟の2人になります
相続税の基礎控除額が3000万円
対象者2人×600万円
3000万+1200万の合計4200万までは非課税となります。
次に、相続した不動産を売却した場合の所得税ですが
【住まなくなった日から3年の属する年の12月31日までに売却する】
これに該当すると売却益に対しても3000万円の控除が受けられるので
ほとんどの売却に関しては非課税対象になることが多いです。
しかしT様の場合実家に住まなくなってからかなりの年月が経っている為
この3000万控除の制度は適用されません(>_
そこで大事になってくるのが、ご両親がご実家を購入された際の売買契約書
や、その際の領収書関係です。要は購入した金額をしっかり証明できる物
が必要なんです。T様のご両親はとても几帳面な方だったらしく、売買契約書
から領収書まで全て出てきました。これで売却しても利益が出ないことを
証明できます。
坂元「Tさん、おそらく相続税も所得税も払わなくて済みそうですよ」
T様「マジで!」
坂元「マジです(笑) ただ、僕は不動産の仕事をしていますので今までの
経験上のお話ですので専門家にちゃんとアドバイスもらいましょう」
早速次の日T様とT様のお兄さんも同席のもと当社の提携している専門の先生
に全てお話をして必要書類を見せたところ「問題なさそうですね」
とのこと、一安心です(^^♪
T様はお仕事で1年のほとんどを海外で、お兄さんも関東方面にお住まいなので
早急に売却したいとのことでしたので相続登記が完了次第、当社で買い取り
させて頂くこととなりました。
「じゃあ、坂元さんよろしくお願いしますね~」とお二人と
も海外と関東のほうに帰って行きはりました。
権利書から何からすべて僕に預けて、、、、、、( ;∀;)
ま、まぁ信用してくれてるということで、、、
とゆう偶然の出会いからのお話でしたが、
この仕事って本当にいろんなことがあって、いろんな人と出会えて
楽しいなぁと思う今日この頃でした。
感謝
ココロホーム株式会社 坂元