高石市の空き家バンク制度の補助金を活用して空き家をお得に売買しよう
2019/06/23
大阪府の高石市では、空き家バンク制度を設けており、空き家の有効活用、定住促進などを通して地域の活性化を目指しています。
売却時や賃貸契約時などに補助金を得られたり、リフォーム費用を補助してもらえたりと多くのメリットがありますので、詳しくご紹介していきましょう。
高石市の空き家バンクとは？
大阪府の高石市では、市内への移住・定住促進・人口増加を目的として空き家バンク制度を設けています。
賃貸、売買を希望する空き家所有者に物件情報を登録してもらい、定住、または定期的な滞在を目的としている、高石市で住宅を探している人へ向けて情報提供をする制度です。
高石市は、登録された空き家の売却・入居にかかる費用などを、持ち主や購入者へ空き家対策として補助金を交付してくれます。
補助金の種類はいくつかありますが、該当する項目があればいくつでも申請可能、最大60万円まで補助を受けることができるのでお得ですね！
高石市の空き家バンク①：空き家対策補助制度
高石市では、この制度を通して登録されている物件を売却、購入または賃貸借する場合に、費用の一部を補助金として負担してくれます。
補助金がもらえる対象項目は、以下の通りです。
●不要物撤去事業（所有者）
空き家バンクを利用して売却が成立した場合、家財や庭木などの不要物撤去に要する費用を最大5万円補助してくれます。
●賃貸借契約事業（入居希望者）
空き家バンクを利用して賃貸借契約が成立した場合、仲介手数料に要する費用を最大5万円補助してくれます。
●空き家改修事業（購入者）
空き家バンクを利用して購入した住宅の修繕など、リフォームに要する費用を最大30万円補助してくれます。
●空き家購入事業（購入者）
空き家バンクを利用して住宅を購入した場合、登記費用、仲介手数料、引越しにかかる費用を最大20万円補助してくれます（中学生までの子どもがいる家庭には最大30万円まで補助）。
対象となりそうな事業項目は、申請漏れがないように注意しましょう。
高石市の空き家バンク②：空き家除去補助事業
上記で紹介した以外にも、売却や賃貸として契約先が見つからなくても、空き家除去補助事業もあります。
昭和56年5月31日より前に建築され、1年以上住んでいない場合や、使用実績がない木造の空き家を除去する場合に、撤去工事にかかる費用を最大40万円補助してくれるものです。
それぞれの項目について、自分で判断が難しい場合やどの項目に当てはまるのか知りたい場合には、高石市役所の「土木部 建築住宅課 空き家・住宅政策係」に相談してみましょう。
まとめ
大阪府の高石市で採用している「空き家バンク制度」を利用すれば、空き家の持ち主や、購入を希望している方、賃貸として利用したい方などに向けて、様々な情報提供や補助金を受けることができます。
項目ごとに条件などがありますが、該当する項目にはいくつでも申請でき、最大60万円まで補助金を受けられますので、ぜひ活用していきましょう。
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