統計調査で高石市の空き家率が判明!改善するための戦略とは?
2019/06/24
平成25年の住宅・土地統計調査によると全国の住宅総数は、約6,063万戸あるうち、空き家は約820万戸となっています。
空き家率も、13,5%となっており空き家問題は深刻化しています。
では、高石市の統計調査での空き家率はどれくらいなのでしょうか。
高石市の空き家率はどれくらい?
高石市の統計調査によると、高石市には平成25年時点で約27,000戸の住宅があります。
その中で空き家は約3,990戸あり、高石市の空き家率は14,7%です。
高石市の空き家率だけを見ると、全国の空き家率とほぼ変わりません。
いかに空き家の数が多いかが分かりますね。
また、空き家の建て方別でみると、約75%の割合で共同住宅が占めています。
戸建て住宅よりも共同住宅のほうが多いのには驚きますね。
高石市の空き家率の地域別の傾向や立地環境について
高石市の地域における空き家の分布傾向としては、空き家率の高い地区は高度成長期に開発された小規模住宅(個人所有の連棟住宅)が多くなっています。
また、賃貸物件を除く戸建住宅、共同住宅を現地調査した結果、空き家は933件でその中でも周辺に影響を及ぼす空き家数は68件でした。
空き家総数に対する空き家率は、7.3%を占めています。
そして、高石市の空き家の立地環境として、立地面では道路に接道しない空き家が約40件あり、建築年が昭和55年以前のものが約8割を占めています。
昔は、接道がなく立地環境もよくない場所に家を建築することができました。
今では、車を敷地内に駐車できないなどの理由により売れ残っている空き家が多いため、このような立地環境が悪い場所にこそ空き家が集中しているのです。
なお、駅からの立地環境に関しては、徒歩圏内にある空き家が98%以上を占めています。
高石市の空き家率を減らす「空き家バンク制度」
高石市に空き家を所有されている人の中には、売却や賃貸を希望する人も多いでしょう。
そこで高石市には、空き家率を減らすために「空き家バンク制度」というものがあります。
空き家になっている自分の戸建てや共同住宅を売りたい方、貸したい方はまずホームページに掲載されている登録事業者(宅地建物取引業者)リストから登録事業者を選択し、媒介契約を結びます。
そして高石市役所に必要書類を提出し、物件を登録したあと、利用希望者との契約という流れになります。
仲介に登録事業者(宅地建物取引業者)が入りますので、安心して任せることができます。
この「空き家バンク」への登録により、売却や賃貸がスムーズにいく可能性が高くなるのでおすすめですよ。
まとめ
高石市では、空き家バンク制度などで売却や賃貸を促して、空き家を減らそうという動きがあります。
空き家の売却や賃貸でお悩みの方はぜひ一度、高石市へご相談してみてはいかがでしょうか。
私たちココロホーム株式会社では、売却査定も行っております。
高石市でマイホームを売却したい!という方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。