中古戸建基礎工事2つのチェックポイントは?? 堺市・高石市・泉大津市の不動産の事ならココロホーム
2020/02/20
こんにちは(^^♪ココロホーム株式会社伊藤です♪
今日は中古住宅購入時のチェックポイントの一つである基礎工事の事についてお話させて頂きます。
見えない部分だけにとても不安を感じやすい基礎工事ですが、ホームインスペクションを利用すればきちんとチェックできます。
基礎工事の種類とメリット・デメリットをご紹介しますので、中古住宅を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね!(^^)!
中古住宅をチェック!基礎工事の種類2つ
中古住宅のチェックポイントになる基礎工事の種類には、「ベタ基礎」と「布基礎」の2つがあります。
基礎の主な構造は、建物の主要構造体を支える「立ち上がり」と、床面に広がる「床スラブ」です。
▼ベタ基礎
立ち上がりと床スラブが一体で、双方ともに鉄筋コンクリートです。
現在主流の工法で、特に阪神淡路大震災以降の建築であれば、多くの住宅でベタ基礎が採用されています。
▼布基礎
立ち上がりがTの文字を逆さにした形状の鉄筋コンクリートで、主要構造体にぐるりと沿ってつくられます。
床スラブに鉄筋が入っていないのが大きな特徴で、地面の上に防湿シート敷いてコンクリートを流すのが一般的です。
昭和初期ごろから現在でも使われる、歴史ある工法になります。
中古住宅をチェック!基礎工事の2つの種類のメリット・デメリット
中古住宅のチェック項目である、基礎工事2種類の「ベタ基礎」と「布基礎」のメリット・デメリットをみていきます。
<ベタ基礎のメリット・デメリット>
▼メリット
立ち上がりと床スラブの基礎全体で建物を支えるので、不同沈下しにくく、軟弱な地盤に強いのが特長です。
床面にも厚みがあるので、地面からの湿気を遮断でき、シロアリの被害を抑えられます。
▼デメリット
鉄筋の太さや配置間隔によって強度が異なります。
「太さ9mm以上・配置間隔30cm以上」が最低ラインです。
<布基礎のメリット・デメリット>
▼メリット
立ち上がり部分がベタ基礎より地中深くに埋められるので、上からかかる力に対して強度を確保しやすくなります。
鉄骨造りなどの総重量の重くなる住宅にむいている工法です。
▼デメリット
床スラブに防湿処理が施されていないと、湿気やシロアリによって構造体に甚大な被害を及ぼします。
また、地盤改良工事によっては不同沈下を起こしやすいです。
まとめ
中古住宅では基礎工事のチェックが大切です。基礎の種類は見落としがちなポイントなので注意してください。
基礎にはベタ基礎と布基礎の2種類があり、各々にメリット・デメリットがあります。
まさしく家の「基礎」となる部分なので、安全性確保のためにも入念なチェックをおすすめします。
私たちココロホーム株式会社では、高石市の不動産売却査定や購入などのご相談も承っております。
また、不動産ローンに関するご質問も承っておりますので、お気軽に当社までお問い合わせ下さい。